蓼科山 七合目を登る

Travel

2 週間前、登山メンバーと 4 人で、長野県の蓼科山に登った。

標高 2,531m、八ヶ岳連峰にあるこの山は、非常に美しい形状だという。
歌人の伊藤左千夫が、このように述べている。

「信濃には 八十の高山ありといへど 女の神山の 蓼科われは」

この詩にもあるように、蓼科山は「女の神山(めのかみやま)」とも呼ばれ、山を望む茅野市〜美ヶ原間の道路は、「ビーナスライン」と名付けられている。

今回登ったコースは、七合目から出発するもの。
標高約 600m を登る。

馬返しに突入していく。

蓼科山の馬返し。路面が不安定

将軍平という場所に山荘がある。
少し休憩。

将軍平の山荘

休憩後、山頂まではひたすら岩場。
デレツンというか、ツンギレな女神だった。

整備されてなさそうな険しい岩場を登る

山頂。岩だらけ。

山頂に岩しかない

成層火山の上に溶岩が載り、このような形になったとか。
ガスに覆われて何も見えなかったけど、いつもなら八ヶ岳連峰が見渡せるらしい。

山頂には奥宮がある。
この周辺も足場が不安定。

奥宮。辺りは霞で覆われている

幸い雨は降らなかったが、岩場が湿っていて滑りやすかった。

他にも寄りたい場所がたくさんあり、1 日で回りきれなかったので、急遽予約したホステル「レイクサイド ホステル ジル白樺湖」へチェックイン。

ホステルの写真

このホステルでは、かなり広めの厨房が使用できる。
茅野市のスーパーで調達した食材を持ち込み、皆で鍋を囲んだ。

みんなで作った鍋を囲んでる

朝食も無料で提供される。
ホステルながら、至れりことごとくせりで良心的だった。

自分たちの他には、外国の登山者が宿泊していた。
夕食どきにはダイニングでの交流も盛んなんだろうか。
蓼科山〜白樺湖周辺を旅する際には、ぜひとも候補に入れたい宿である。

ダイニングバー、お洒落

帰りの諏訪大社近辺のお土産店で買った、茅野市ご当地キャラ「女神涼」のフィギュア。
茅野市限定という、ローカル感溢れている響きが非常に気に入った。
縄文をモチーフにした、パーカーとニット帽がベネ。

茅野市ご当地キャラの女神涼